一万円で二万円の価値を感じていただくことはできても、一万円で二万円分の仕事はできない。
文字にしたら当たり前すぎるんですが・・・。
価格以上の価値を、っていうのはこういう意味かな。と、最近腑に落ちました。
いや、理論はわかってるんですよ。同じ豆なのになんでスタバのコーヒーは他のより高いんだ、みたいな。理論とか理屈はわかってるんですけど、なかなか体感まで落とし込めなくて、
個人で価値を感じてもらうには、一体何をしたらいいのだろうなぁ、と常々感じておりました。
「高くても買ってくれる人がいるんだから高くてもいいじゃん」
っていう理由もあると思いますけど、ホントにそれだけでいいのかしら。と、いつも思っていたのですよ。
そしたら、先日突然、「こういうことかっ」とヒラメキました。
価格以上の価値を感じてもらおうと、身を粉にして働くのではなくて、価値を感じてもらうことが大事。
じゃぁその価値ってなんなの?っていうと、
やっぱり「人間力を磨くこと」だと思います。
人間力って、抽象的な表現なのですが、私としてはこう定義をしたいと思います。
・自分を大事にしていること
・相手を尊重していること
・我慢しないこと、だけど努力をしている
こういうことができている=人間力がある。っていうことかなー。
一言でいうと、 「恐れ」で行動していない人。
・●●しなきゃ、●●になれない
・●●したら、●●になってしまう
これは恐れですね。
・●●したら、●●になれる
・●●になるために、●●をしたい
これは楽しさがベース。
後者の思考をしている人と会話していると、行動したくなるし、楽しく仕事ができるので、こういう人と仕事したいなって思いますよね。
かくいう私も、ずっとこのことが、頭ではわかっていたのですが、ホントの意味ではわかってなかったです。
口先だけは、前向きにしゃべれても、心の底では恐れから行動していたり。
なんだかよくわかりませんが、突然「はっ・・・!こういうことかっ」と東横線に乗ってるときにヒラメキました。笑
あともう1つ理屈より何より大事だなーと思うことが
自信を持って、自分の存在には価値があると言えること。
私がやってるような仕事には、目に見えるものと、見えないものがあります。
データとして納品するものは「目に見えるもの」
ディレクションしたり、アドバイスをしたりするものが「目に見えないもの」
です。
この「目に見えないもの」に価値を持たせるのは、他の誰でもなくて自分ですね。
だから、普段から、自分の価値を下げることはしない。
つまり、
これしなきゃ、怖い結果が待っている!っていう、恐れを動機にして行動しないっていうことですね。(怖いっていう感情に蓋をせよ、という意味じゃないからね)
うーん、わかって、スッキリ。なんてシンプルなんだ。
そうはいっても怖いもんは怖いし、どうしたらいいのかワカリマセンが!という人は、そういうの教えてくれる人のところへGO。
あ、ただ、行ってもすぐは解決しないこともあります。そういう講座、いくつか受けましたが、私はビビリなので、受けてから2年くらいたってようやく、
「そういうことか!」
と、わかりました。おそー。
ということで、個人的世紀の大発見についてでした。笑